はじめまして小橋美矢子です
今回、初めてブログの担当になり、何を書こうかな… と考えてタイトルを打ってみたところ、なんだか怪談話の様なタイトルに!
実際は怪談話ではありません
元来小心者で臆病な私、舞台に上がる前などに色々と嫌な想像をしてしまいます
もし舞台に上がった途端に頭が真っ白になって振りを全部忘れてしまったら、どうしよう。。。
もし舞台の上でポアントのひもが切れてしまったらどうしよう。。。 お衣装のホックが外れてしまったらどうしよう。。。
もしコンタクトレンズがはずれてしまったら。。。 もし鼻血が出たら?咄嗟に袖に入れない振付や構成、シーンの時にそういうアクシデントが起こったら。。。
想像するだけで恐ろしい(涙)
でも、こういうアクシデントって、事前にしっかりと用意をしていれば滅多に起らないんです(笑)
一番怖いのはやはり踊る事についての嫌なイメージ。
苦手なテクニックや振付の時、失敗してしまうんじゃないか、すべって転んでしまうんじゃないか、音をはずしてしまうんじゃないか。。。
本当に考え出すときりがない数の可能性に怯えます
そして、そのイメージを持ったまま舞台に上がってしまうと、緊張と恐怖で身体はうまく動いてくれず、本当に失敗してしまうか、思い切りの悪い中途半端な踊りになってしまうんです
このイメージを払拭出来る唯一の方法が稽古。絶対的な自信を持って『失敗する』という事自体想像できない様にする。。。(したい。。。)
しかし!!!
どんなに色々たくさん想像していても 、『まさか!』 『思いもよらなかった!!!』
という風に起こるのがアクシデント。。。(涙)
これって避けられないんですね
せめて最善の注意を払って、あとは『どーん!』とかまえて舞台に向かいたいものです。
P.S 先週末、発表会のお仕事でくるみ割り人形のシュタルバウム夫人を演らせていただいたのですが、身長の小さい私には滅多に回って来る事のない役に、またまたイメージ。。。
スカートを踏んで転んでしまったらどうしよう。。。
でも怖いものなしに飛び回る おチビバレリーナさんを観て、テンションがあがりました