今回担当します菊地です。
三銃士の本番が来週に近づき僕のテンションも日に日に上がってきてます!
三銃士のダルタニアンは僕の中で十代の頃にバレエ団に入った頃バジルと同じく憧れた役の一つです。
キャストが決まる前からというか、どの役でもですが、僕の中ではもしダルタニアンがやれるならというのを毎回考えていました。
今月号のダンスマガジンで話してる事と重複するとこがあるのですが、舞台に上がるには自分の何かを残さなければ意味がないと思っています。
昨年の印象に残る舞台としてカラボスとドロッセルマイヤーをやったのが凄く自分には残ってるのですが、初めてやるときは普通はその役になりきろうと自分自身を刷り込ませる作業をすると思うのです。
しかし僕は生意気かもしれませんがどうしてもそのままにするのが嫌なんですね。
生まれたものを昇華させるには実力不足かもしれませんがそのキャラクターに自分の色を混ぜられないのなら表現者としてはつまらないのではと...
産み出されたキャラクターを愛し語りあえるようなダンサーになりたいと日々思っています。
ちょっと危ない人の話みたいになっていますが、ダルタニアンのなかにも僕が存在できるよう頑張ります。
ぜひ三銃士という作品の中キャラクターと僕たちダンサー達との戦いを楽しみにしててください。
観に来てくださる皆様に楽しんで頂けるようあと一週間走ります!
おまけ。
リハーサル前のひとコマ。
季可ちゃん、今日もよろしくお願いします!!