「ドン・キホーテ」の小さなダンサーたち <鈴木 理奈>

不安定なお天気が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
雨の中走って、マンホールの上で滑ってピルエット(回転)したりしていませんか?
え、そんなこと誰が⁈ まさかヽ(´o`;

本日は久し振りの登場、チルドレン・ミストレスの鈴木理奈がお届けします。
Hot Lineをいつもお読み頂いている読者の方々ならもうお気づきかもしれません。
そう、私の登場=子役のお話です。


バレエ団では連日「ドン・キホーテ」の通し稽古が行われております。
「ドン・キホーテ」ではキューピッド達、ジプシーの男の子達、人形劇の子役が登場します。
昨日は初めて子役達が通し稽古に参加しました。最初はみんな緊張の面持ちでしたが、それぞれたくさんの収穫があった通し稽古だったようです。

男の子達は元気いっぱい、バルセロナの広場を走り回ります。
そしてジプシーの場面でもその元気印は健在です。

同じくジプシーの場面に登場するお姫様、王子様、王様、金持ち王子様の4人の人形劇。
はて、このお話どこかで見たような...

そしてキューピッドちゃん達。
週に1,2回、学校が終わった夕方から限られた時間の中でリハーサルを重ねてきました。最初は矢の扱いがうまくできずに落としたり、なぜか途中で逆さまに持っていたり...あれっどこでそうなった⁈(°_°) 矢の代わりにお箸で練習する宿題も出しました。音楽や列、踊りを気を付けながら小物の扱いにも気を配る...頭が何個あっても足りないぐらいですね。
そして今回はキューピッドの親分も中学生の2人がWキャストで踊ります!!フレッシュなキューピッドにもご期待下さいね。


以前もこのHot Lineで触れていましたが、ダンサーの中に「ドン・キホーテ」の子役経験者が何名もいます。きっとダンサー達は同じ舞台に立ってる子役を見て昔の自分を思い出しているんだろうなぁと、そして私はダンサー達を見てあの時のキューピッドちゃんがねぇと感慨深く思うのです。

こうやって世代を越えて受け継がれてきた明るく楽しい作品、ぜひ皆さん劇場に足をお運びください*\(^o^)/*
本番はバルセロナの空の様に晴れることを祈って...

S__10002435.jpgのサムネイル画像