こんばんは!本日の担当、織山です。
今回は、女性ダンサーにとって身体の一部と言われる、ポアントに関してのお話をさせていただきます。
私が今まで、シルビア、グリシコ、ブロック、フリード、アビニヨン、カペジオ、ソ・ダンサ、チャコット、ゲイナー...等々、様々な種類のポアントを履いてきました。いわゆる、ポアント・ジプシーですね(;・ω・)
転々とした結果、カペジオのプレリュードというモデルを気に入ってしばらく履いていたのですが、5年ほど前に廃盤となってしまい...再びジプシー生活に戻ってしまいました。
自分の踊りやすさと見た目の両方ともがベストなポアントに巡り合うのは、なかなか難しいです。
ここ最近はゲイナーを履いています。足の裏への吸い付きかた、軽さ、ポアントの音がしないこと、潰れない為足の変な癖がつきにくいこと、どんな舞台の床にも対応すること...などにより、舞台で踊る時にポアントのことに余計な気を取られないですむことが気に入っています。
但し...私の足が良く見えないという意見が多いので、悩んでいます。
6月のことになりますが、フリード・ロンドンからシューフィッターさんが日本にいらして、バレエ団にも来てフィッティングしてくださいました。
オーダーメイドとして発注すれば、職人さんが自分の足に合ったポアントを作って下さるということで、私も注文して作っていただくことにしました。
先日届いたのがこちら↓
履いた感じはとても良さそうです。
実は中学生の頃フリードを履いていたことがあるのですが、欠品や、コストに対しての持ちの悪さ、同じ種類でも当たりハズレの落差が激しいことなどにうんざりしてしまい、フリードはもう二度と履かないと言ってやめていました(*_*;
今度は試行錯誤して問題を解決しながら履いていけたらと思っていますが...ずぼらな私にできるのか?!(;゜∀゜)
同じ足でも、全く違って見える不思議。
見た目の良し悪しは、好みにもよるので、沢山の人に意見を聞いて決めていこうと思います。
さあ、本番まであと2週間となりました。お客様にとって心に残る公演となるよう、バレエ団一同精一杯リハーサルに励んでいきます。
お楽しみに!
ありがとうございました。