門出  <吉田 舞香>

こんにちは。
今日の担当は吉田舞香です。


三月も下旬に差し掛かり、ほんのりと春らしくなってきました。

皆さんはどのような時に春を感じますか?


朝窓を開けたときの柔らかな空気、梅の木に止まった目白、菜の花や筍などを使ったお料理、その一つ一つの重なりが春を実感させるのかもしれません。


ただ、今年の自分はそれらを感じる以前から春の訪れを意識していました。
というのも現在22歳。同い年の友達は、大学卒業という門出を迎える時期。友達と手を取り合って迎える、最後の節目なのです。

それは、大学中退以降も「卒業する年齢までには~」と物事にタイムリミットを設けていた私だってきっと同じ事。袴は着ていなくとも、心はみんなと共に一つの節目を味わいました。



この春、バレエ団の上原理沙ちゃんもまた、橘バレエ学校卒業という素晴らしい門出を迎えます。
今日は理沙ちゃんに、いくつか質問をさせてもらいました。


ーバレエ学校生活での思い出について

同い年の子達と一緒にレッスンできるから、刺激もうけるし、でもバレエ学校の子達と一緒にレッスンするのは楽しかったです。あと、みんなでいろんな話をしながら帰ったりするのも楽しかった!


ー卒業作品「ラ・シルフィード」について

マイムが難しくて、お話がうまく伝わるように頑張ってます。
シルフィードの可愛らしい感じや妖精に見えるようにできたらいいなと思ってます!


ー卒業に向けての意気込み

今まで先生方から教えて頂いたことをだし切れるように、これまで関わって下さった方に感謝の気持ちを込めて踊れたらなと思います!



理沙ちゃん、忙しい中ありがとうございました!




橘バレエ学校卒業生という名に恥じぬよう日々レッスンに励む卒業生と、その晴れ舞台をより良いものにするために負けじと頑張っている学校生の団結力。
それは、これまで橘バレエ学校を卒業されてきた方々が代々培い、引き継いできたダンサーの心なのだと感じます。



4月11日、12日の学校公演が、卒業生5人にとって素晴らしい門出になりますように!

学校公演>>


お読みいただきありがとうございました。