変わっていくもの 受け継がれるもの  <岡本 麻由>

こんにちは(^^)
本日は岡本麻由が担当させていただきます♪
GWもついに最終日。。皆さんはどのようなGWを過ごされたのでしょうか⁉︎

GWの少し前のお話になってしまいますが、心に残る公演を観ることが出来たのでご紹介させていただきます‼︎


まずはこちら
 
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新国立劇場バレエ団『こうもり』
牧阿佐美バレエ団にもレパートリーがあるローラン・プティ氏振付の作品です。
お洒落で粋な雰囲気と大人のユーモアを感じさせるこの作品は王道のクラシックではありませんが、大好きな作品のひとつです。

また今回はプリンシパルの湯川麻美子さんが現役を引退される公演でもありました。
ダンサーが引退をする日の公演を拝見するのは初めてだったのですが、公演が始まり主役のベラが登場した瞬間から感じた気迫は鳥肌が立つようでした。
カーテンコールの最後まで客席が一体となり集中して舞台を観るピンと張った空気、出演しているダンサーの皆さんからもいつも以上に強いエネルギーを感じ、とても感動的な空間でした。
あんなに終わってほしくないと思ったカーテンコールは初めてだったかもしれません。。。
客席にも湯川さんと共に新国立劇場バレエ団創立当初から時代を築いて来られたダンサーの方々が多くいらっしゃり、それもまた感慨深いものがありました。


そしてもう一つはこちら

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宝塚歌劇団 星組 『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』

こちらもトップスターの柚希礼音さん、夢咲ねねさんの退団公演でした。
バレエとは異なり、トップスター制度のある宝塚。
トップとして約六年も主役を務められてきたお二人はもはやレジェンド。伝説なのです。
期間の長い公演を20作以上も真ん中に立ち続ける...一体どれほどの精神力と体力が必要なのでしょうか。。
お二人の最後の姿、公演を目に焼き付けるべく注がれる客席からの熱い視線と、舞台を盛り上げるべく発される舞台からのエネルギーで満ち溢れる空間は、バレエとは全く異なる雰囲気ではありましたが、一つの時代が幕を降ろすのだなぁ。と、心にずしっと来るものがありました。


両公演とも語りたいポイントはまだまだ尽きませんが、終わらなくなってしまうのでこの辺で(^_^;)笑

最近拝見した公演がたまたま主役の方の引退公演だったので、そこに注目してお話しさせていただきましたが・・・
牧阿佐美バレヱ団の次回公演『Unforgettable Evening』と並行して絶賛リハーサル中の『リーズの結婚』。こちらは中川郁ちゃんの主役デビューとなります(^^)


変わっていくもの。その中でも受け継がれていくもの。
ダンサーとして、演者として誰もが迎えるであろう最後の瞬間。
淋しく名残惜しいことではありますが、そのような瞬間に立ち会った時は最後まで何か学び取ろうとするくらい貪欲な姿勢でいたいと感じました。
先日の塚田渉さんの記事にもありましたが...先輩方の背中から学ぶもの、伝えていくべきこと。
リハーサルや公演、普段のレッスンを通して日々精進し成長し続けていきたいと強く思う今日この頃です。


大変長くなりましたが最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
最後におまけ♡

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左から私、中川郁ちゃん、佐藤かんなちゃんです。
5月、6月ともに劇場でお待ちしております!ぜひ劇場に足をお運びくださいませ♪♪