こんにちは。
今週2度目になりますが、塩澤奈々です。
今回はトレーニングについてお話ししたいと思います。
団員の中にも何人か、自分にあったトレーニングを取り入れている人がいます。
また、稽古の前後、リハーサルの合間などには、自主的に筋トレをする人も見かけます。
以前も少しお話ししましたが、私は腰を痛めてから自分の体を見つめ直すようになりました。
人それぞれ骨格が違い、筋力も違い、癖などもある中で正しく身体を使う事は簡単な事ではないです。
それでも、正しく身体を使う事は、テクニックの向上、綺麗なラインを出す事、怪我防止などに繋がり、踊っていく上で追求すべき事だと思います。
ここからは私の話になりますが...宜しければお付き合い下さいm(_ _)m
腰痛持ちの方にはご参考になればと思います。
最近、トレーニングで特に力を入れていることは多裂筋、腹横筋の強化及び同時収縮です。
筋肉の名称並べられても何それ?ってなりますよね...( ̄▽ ̄)笑
多裂筋とは、脊柱に沿うようにあり、皮膚に近い位置にある脊柱起立筋よりもインナーマッスル側と言えます。
このインナー側である多裂筋がうまく働かないと、アウター側の脊柱起立筋などに負担を掛けやすくなり、腰痛とも深い関係にあります。
腹横筋はお腹を引っ込める時に使う筋肉であり、コルセットの様に腰回りと体幹を安定させる役割を果たします。この腹横筋は腹斜筋の下にあり、腹筋群の中で最も内側にあるインナーマッスルです。
腰部安定化のために最初に収縮すべき筋肉が、インナーマッスルである多裂筋と腹横筋なのです。
私はこのインナーマッスルが弱く、最初に収縮するのが脊柱起立筋や腹直筋といったアウターマッスルになることで腰部に負担がかかっていました。
弱い筋肉の強化には時間もかかりますが、コツコツやっていこうと思います。
多裂筋と腹横筋を鍛え、同時収縮させることで、骨盤が中間位に安定し、腰痛の予防や改善にも繋がるので腰痛持ちの方は試してみてください!
またトレーニングのあとはしっかりストレッチすることをお忘れなく(^O^)/筋肉の疲労も他の箇所に負担をかけることになりますので!
長々書きましたが...最後までお付き合いありがとうございました。
お盆休みもあけ、明日から仕事の方も多いのではないでしょうか?
バレエ団でもくるみ割り人形に向けて日々リハーサルに励みます。
最後になりますが...
今週のブログ担当は、織山、塩澤、坂爪、山際、阿部、山本でした。
明日からのブログもお楽しみに〜!