思い出いっぱいのゆうぽうと  <横山 薫>

皆さんお久しぶりです、横山です。
今年の夏はとにかく暑いですが、皆さん、夏バテしていませんか?
これから涼しくなるにつれて夏の疲れが出てくると思います。お互いに体調に気を付けて、元気に食欲の秋!芸術の秋!を迎えましょう。(^◇^)┛


さて、すでにHot Lineでもお伝えしている通り、9月5日(土)と6日(日)に牧阿佐美バレエ団の「くるみ割り人形」の公演が五反田ゆうぽうとで上演されます。
そしてこの公演がバレエ団のゆうぽうとでの最後の公演になります。


1982年の開館でしたが、その年の10月にテリー・ウエストモーランド先生振付の「眠れる森の美女」が初演されました。真新しい劇場で豪華な装置やお衣裳、5日間日替わりの豪華な主役陣に興奮しながら、入団一年程の私は先輩方に付いていこうと必死だった事を覚えています。
今は亡き豊川美恵子先生にメイクのダメ出しをして頂いた廊下、「あら、横山さん、な~んにも色が付いていないじゃない」
・・・忘れられません。



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画質が悪いですが、初演の時の乳母役
そしてダメ出しして頂いた廊下



アッという間に時は流れ、私も現役は引退しましたが、時々舞台に立たせて頂き、こうしてゆうぽうと最後の公演に出演できる事を心から感謝しています。

皆さんにも色々な思い出があるのではないでしょうか。

閉館してしまうのは本当に残念で悲しい事ですが、沢山の思い出を胸に、今回もクララのお祖母さん役を努めたいと思います。

ダンサー達の色々な思いが詰まった舞台、是非観にいらして下さいね。

団員一同心よりお待ちしています!

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ひとあし早いMerry Christmas!!