こんにちは。
ここ数日かなり鼻がぐすぐすしているにもかかわらず、未だに「これは花粉症ではない」と言い張っている竹石玲奈です。
さて、皆様は、脚がつる、いわゆるこむらがえりを経験したことがありますか?
ハードなレッスンやリハーサルでいたぶり続けた筋肉からの逆襲。
突然やってくるあの痛みには、まさに悶絶!七転八倒!
なるべくならば、筋肉にはご機嫌よろしくしていていただきたいものです。
そのためには、 とにもかくにも疲労をためないことが大事。
基本は、丁寧にストレッチをして、栄養と睡眠を十分にとること。
加えてセルフケアが不可欠です。
まずはお風呂でゆっくり温めて
入念にマッサージ
そしてたっぷり水分補給
ん?違った違ったヾ(´・ω・`)!
正しくはこちら ↓
水分&ミネラルをたっぷり補給
温かい飲み物も
東洋医学では、酸っぱいものと甘いもの、例えば、甘酸っぱい果物・柑橘類のはちみつ漬け・はちみつ梅などを摂ると、身体に必要な水分を補うことができるという考え方があるそうです。
スポーツ選手がはちみつレモンを食べるのは、理にかなっているわけですね。
クエン酸も忘れずに
あとは塗ったり貼ったり
それでも、筋肉のお怒りが鎮まりそうにない、あるいは心ならずも怒らせてしまった時には
【芍薬甘草湯】
これは、漢時代の「傷寒論」という古典書にも記載されている、芍薬と甘草を用いた漢方の痛み止めです。
芍薬は、血を補い筋肉のひきつりを緩め、甘草は、消化器系の機能を整え、水分を補い、急な症状を緩和し、芍薬の作用を高めると言われています。
この二つの生薬が合わさることにより、筋肉の急激なけいれんを伴うこむらがえりや腰痛・腹痛などの鎮痛に効果をもたらします。
芍薬甘草湯は、漢方薬としては珍しく、体質や体力にかかわらず服用でき、割と即効性もあります。
私の場合、飲んで3分も経たないうちに痛みが治まってきますし、予防にも効能を感じられますので、頼みの綱として常備しています。
効き目はさておき、漢方薬というと味が気になる方もいらっしゃるかと思います。
私はむしろ美味しく感じることもあるくらいですが、独特の味や、また、顆粒タイプが苦手なようでしたら、小林製薬から「コムレケア」という名称で錠剤のものも販売されています。
いずれにしても、お試しの際は用法・用量を守り、特に、持病がある方は医師や薬剤師にご相談くださいね。
三寒四温とはいえ、あまりに気温の高低差が激しい今日この頃。
身体をいたわり、花咲く季節を健やかに迎えましょう!