心の宝もの。  <青山 季可>

みなさま、お久しぶりです。
こんにちは。

熊本地震に際しまして、この度の被害を心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早くみなさまの元に、穏やかな日々が戻られますようよう...。と祈るばかりです。

新しい年度が始まった方々は、いかがお過ごしでしょうか。
牧阿佐美バレヱ団にもフレッシュなメンバーがたくさん入団してきました。6月8月の公演に初めて出演するダンサーも多くいますので、ぜひ劇場にいらしていただきたい、と思います。

先日私は、ブライアンウィルソンのライヴにバレエ団の音楽大好きっ娘、尾形結実ちゃんと一緒に行って参りました。

『ペットサウンズ』というアルバムを初めて聴いた頃から、6、7年という年月が経ち。
(このアルバムは、ビートルズの『ラバーソウル』から影響を受け、今度は逆に『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』というアルバムに影響を与えたということでも有名ですね。)
幕張メッセでのビーチボーイズのライブも観たり。
ブライアンウィルソンに関する本も何冊か読み。
昨年は、彼の伝記映画、ラブ&マーシーを映画館にて鑑賞したりと。(ポールダノの演技、すばらしかったな。)
私なりにブライアンウィルソンをゆっくりとお勉強しながら、この日のためにも準備をしてきました。

今回のライヴは、なんと言っても、ペットサウンズの完全再現公演。
あ~~。大興奮の贅沢で幸せな時間でした。

まず、あなたが元気でいらっしゃるお姿を見られるだけで嬉しいのだ、というあたたかい空気が会場中に満ち溢れているのです。
音楽への想い故に様々なことを乗り越えてきた彼の生き様が滲みでているというのか、ここまで真剣に向き合ってきた人にしか纏えないであろう、その空気感に圧倒されました。

肌で感じたこの感覚を忘れないよう、同じ舞台に立つ者として、なにかを表現できるよう...しっかりと足を踏みしめていきたいです。

Kika




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