パトリック・アルマン先生  <織山 万梨子>

こんばんは。
織山万梨子です。

寒くなった、と思いきや次の日は暑くなったり...と今週はなかなか落ち着かない気候でしたが、皆さま体調など崩されていないでしょうか?


今週、牧阿佐美バレヱ団では、一般社団法人日本バレエ団連盟による、文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術育成事業」の一環として、サンフランシスコ・バレエ・スクールの副校長パトリック・アルマン先生によるマスタークラスが行われました。

20161028mariko1.jpg
20161028mariko2.jpg(※写真は、一般社団法人日本バレエ連盟Facebookページより)

パトリック先生のクラスは、私たちバレエ団員の訓練が足りていない弱い部分を徹底的に突いていく内容でした。
先生の完璧なターンアウトでの見本を見た後、自分の姿にいちいち落ち込みましたが...少しでも言われたことを改善しようとしたり、自分にできる精一杯の踊りをすると、すぐに気付いて褒めてくださったので、前向きに楽しくクラスを受けることができました。

新たな注意というよりは、実際には普段バレエ団の先生方からも注意されていることと同じような注意が多くありました。しかし違う先生の、違う角度からのアプローチによるご指摘は新鮮でもあり、また生徒に教える立場としてもすごく勉強になりました。


11月5日(土)に、東京バレエ団にてパトリック先生の公開レッスンが行われますので、ダンサーや指導者の方は是非ご見学に伺ってみてください。
(詳しくはコチラ


今後も、パトリック先生にご指摘を受けたことを生かし精進してまいりますので、牧阿佐美バレヱ団の公演を楽しみにしていてください。
まずは11月13日(土)洗足学園音楽大学での「ガーシュウィンズ・ドリーム」、12月17日(土)・18日(日)に上演いたします文京シビックホールでの「くるみ割り人形」にて、皆さまにお会いできるのを心よりお待ちしております。