七夕。竹千代。菊千代。<須谷まきこ>

皆様こんにちは!須谷まきこです。

気がつけば上半期が終わりますね。2018年も残すところあと半分。と思うと、時間の流れる早さにびっくりします。
そして先週、地元大阪を震源とする大きな地震。記憶にはほとんどありませんが私も阪神淡路大震災を経験しました。忘れた頃にやってくる天災にしっかり備えなければ、と改めて思わせられました。
実家は被害なく無事でしたが、愛猫が先日の地震以来ちいさな物音にもびっくりして、寝る時も母にくっついて寝て、びくびくしているようで可哀想です。今日は私が溺愛するその愛猫、菊千代を少しご紹介したいと思います。

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少し話が逸れますが、私がアメリカに住んでいたときに仲良くしていた友達が日本が大好きで、彼は特に日本の歴史や武士が好きで、赤穂浪士四十七士全員の名前をスラスラと言えるほど。ポカンとする私に、「日本人なのに言えないの?」と。笑笑
そんな彼が一番好きな武将が徳川家康で、家康の幼名が「竹千代」らしいです。全然知りませんでした。彼は自分の猫に「竹千代」とつけようと思ったらしいのですが、「名高い戦国武将の幼名をたかが猫につけるなんて恐れ多いよ」と言って、竹、を日本の国章に使われる、菊、に代えて「菊千代」と名付けました。とても賢い美しい猫でした。私は、日本人以上に日本をよく知る彼にいつも驚かさせれてばかりでした。

四年前の七夕の日に、実家の最寄り駅に捨てられていた子猫達。まさにさっき産まれましたという感じで5、6匹がダンボール箱に入っていて、まだへその緒もついていて、ぱっと見は猫かネズミは分からないほど。その中の1匹を姉と家に連れて帰りましたがあまりに小さくてすぐに死んでしまうかと思いました。でも懸命に生きようとする小さな命はとても力強くて、私はふと、友達が飼っていた菊千代を思い出して、この小さな子に全く同じ名前をもらうことにしました。
これが菊千代の名前の由来です。

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毎年7月7日になると菊千代を拾って帰ってきた日のことを思い出します。これからも元気で幸せに生きていてくれますように、七夕にお願いしようと思います。
そして、大阪の地震の被害に遭われた方々が早く元の生活を取り戻せますように。大阪が早く元気になりますように。大阪人として切に願います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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