はじめまして。 尾形結実です!
眠れる森の美女本番まで、後一週間弱となりました。
今日は眠れる森の美女の中でも、あまり知られていない第二幕について少しお話させて頂こうと思います

幻想的なオーロラ姫と王子のパドドゥ以外にも、楽しめる箇所がたくさんありますので、紹介します。
2幕の幕があくと、まず従者たちと貴族が森へ狩りに来る場面です。

そして王子の登場

王子は、1人少し悲しそうでどこか気ののらない様子。
貴族たちとギャリソンの鬼ごっこ。 (公爵夫人:坂西麻美 ギャリソン:坂爪智来)

そして、王子のウ゛ァリエーションの最中、実は貴族の間ではちょっとした出来事が!!
なんと公爵夫人と、伯爵の1人が見つめ合っているではないですか!!!
こんな細かい演出がされているのです

その後には貴族4組の優雅でありながらも、意外と大変な踊り、従者たちの踊りと続きます。
手を繋いでステップを踏みながら身体を大きく使って、舞台の隅々まで動きます!是非是非、注目して下さいね。
この狩りの場面では、貴族と従者の違いをわかるように、(衣裳だけでなく、立ち振る舞いで)
ミストレスやマスターから細かく指導して頂いてます。

そこから、幻想の場面。
実は、ここで貴族や従者をやっている人が、次の幻想の場面でのニンフ(コールドバレエ)もやる場合が多いのです。
リラの精が王子にオーロラ姫の幻想をみせるまでの約2分間で、貴族の場合、靴をヒール靴からポワントに履き替え、
カツラを外して頭飾りをつけ、重たい衣裳を脱ぎ... 結構な修羅場のようです。
今回初めて体験するので、ドキドキです。
幻想の場面がおわると、リラの精と王子がお城に向かいます。
カラボスと一悶着ありますが、無事にオーロラ姫を目覚めさせることができた王子。
ここで主役の見せ場、目覚めのパドドゥです。
個人的に、音楽も踊りもこの目覚めのパドドゥが一番好きです
ドラマチックな音楽に、流れの素敵な動き!!

長くなってしまいましたが、これで2幕も退屈することなく楽しんで頂ければ、と思います

結実
