ダンサーなら誰しも、好きな作品や踊ってみたい役、作品があると思うのですが。
私が永遠憧れている役は『ロミオとジュリエット』の『ティボルト』です!!!
もう、本当に踊ってみた過ぎて、自分なりの役の解釈や表現も研究済み!(笑)
本人的にはやる気満々です!
ただ、性別的に、(実力的にもですが) ほぼ100%巡ってくる事の無い役なのが無念です
そしてもう1つの憧れは『アルルの女』の『フレデリ』
これも格好良すぎて憧れます。
無い物ねだりなのか、男性の踊りや役に憧れるんです(笑)
パワーやダイナミックさ、逆に繊細さやセクシーさ、男性の踊りで自分にも出来たらさぞ楽しいだろうなぁ。。。
女性ダンサーには男性の踊りを踊ってみたい!っていう人、多いんです。
『いいな~、楽しそうだな~』と、男性のリハーサルや公演を見ています(笑)
『くるみ割人形』で云えば憧れの役はダントツで『トレパック』でしょう。
この踊りは男性ダンサー達にとっても登竜門的な踊りで(と、私は思っているのですが)、
とにかく飛ぶ、回る、身体全部と、(おそらくは) 精神も根こそぎ注ぎ込んでの、男性ならでは!という踊り。
本当に体力、筋力、精神力共にキツイ踊りで、筋繊維の2~3本、ついでに血管も2~3本切れてもおかしくないんだろうな。。。
でも、だからこそ、溌剌とダイナミックに踊れたら、、そしてラストの音楽と共に畳みかける様に踊りきってポーズを決める事ができたら。。。
いいなぁ~!!!楽しそう!!
もし、いつか『トレパック』を踊れる日が来たら、(来ませんが)ガンガンと攻め気で、心の中では『えいっ!』とか『それっ!』とか、そんな生易しい言葉ではなく『おりゃ~!!』と言いながら最後まで踊りきりたいです!
憧れの役、『トレパック』。。。やっぱり男性の踊りなのでした。。。
写真は『トレパック』のOBのお二人。
やっぱり『トレパック』を通って来たのですね。。。羨ましい。。。
右から小嶋直也さん、塚田渉くん。