随分前、そしてちょっと先のお話。  <青山 季可>

こんばんは。
今日も暑い一日。
みなさま、体調崩されていないでしょうか??


私はあっさり夏バテになり、悄気ていましたが、今日は橘バレエ学校のスタジオで行われている、土曜日恒例の大人の方のバレエクラス。

サウナのようなお稽古場で、一生懸命レッスンする皆さんの頑張りに、励まされました。




スペインのツアーから帰ってきて、あっという間に1ヶ月が過ぎたのですね。
ジゼルのリハーサル風景の写真を撮りそびれたので、こんな一枚。

舞台監督の賀川さんがとってくれた、本番前の一コマです。顔が緊張していますね。

 

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アルハンブラ宮殿には、至る所に聳え立つ糸杉の木が。どこまでも、空に向かって伸びていく姿に、圧倒されました。

糸杉といえば。晩年のゴッホ。
「糸杉をなんとかひまわりのような作品に仕上げたいと思っている。」
と弟テオへの手紙の中でも書いていたそう。

 

 

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糸杉シリーズの中でも、この星月夜が特に好きです。



舞台装置の代わりにも、糸杉の木が植えられていたのですが、そこに夜、照明が当たると、なんとも言えない幻想的な空間が浮かび上がります。
そんな中で、バレエ団のメンバーで舞台に立てたこと、今も幸せに思っています。



さて、ジゼルですが。
今回は、お子さまやバレエを初めて観られるお客さまも多いのではないかしら??
悲しいけれども美しいこの作品が、みなさまの心にスッと届きますように...。リハーサルに励みます。
舞台が始まる前に、簡単なあらすじも説明させていただくので、こちらも準備中です。


どうぞ夏休みの想い出づくりに、劇場までいらしてくださいね。
お待ちしています。

ステキな日曜日を。



青山季可