住宅街にひっそり佇むカレー屋さん  <細谷 森>

こんにちは!

この時期、食欲の秋ってよく言われますよね。
とは言っても果たして今年に秋があったのか何とも言えないところではありますが...(笑)

そんなことはさておき、少し前に食べ歩きに精を出していた時期があり、今回はその中でも個人的に1番印象に残っているお店をご紹介したいと思います。

今回の舞台はこちら

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ここは京王新線の新宿から2駅、幡ヶ谷駅を出てすぐのところにある、西原商店街です。

奥に2分も進んでいけば次第に閑静な住宅街になっていき、その中にあるのがこちら、
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創業45年、SPICEというカレー屋さんです。

周囲の住宅にすっかり溶け込むように佇んでいるため、初めて足を運んだときは気付かず通り過ぎました(笑)

しかしこの界隈では根強く支持されているようで、お昼時は満席で外にも待ちのお客さんが並ぶほどで、常連さんも多い様子。
一体どんなカレー屋さんなんでしょうか、気になります。

期待を膨らませつつ早速、中に入ってみましょう。

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お店の中はこのように昭和の暖い、落ち着いた雰囲気になっており、個人的にとても好きです。

メニューを見てみると、

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大まかにカレーは3種類あるようです。

とりあえずカレーは辛くないと始まらない、そんな思考の僕は辛口のチキンカレー一択なのですが、他の2種類も気になってどうにも決まらないわけです(笑)

そんな人向けに2種類組み合わせのミックスカレーも用意されているので、助かりますね!

ここでチキンとビーフのミックスカレー大盛りを注文。

すると店主から「大盛り、結構量あるけど、大丈夫...?」
と心配そうに聞かれたのですが、普段から人より量を多く食べている自分にとって何ら問題ないだろうと思ってあっさり大丈夫と答えました。

そして待つこと5分程...
20171202shin4.jpgのサムネイル画像

(画像はポーク&ビーフを代用しております)
...なるほど確かにこれは聞かれるわけですよね(笑)

完全に予想の上の上をいく、まさしく富士山盛り(笑)

普通盛りでも一般的な大盛り程度の量があるので、普通の量が食べたい方はサラダもついてくるミニサイズが妥当かと思われます。

では、チキンの方からいざ実食。
(この後美味しさに気をとられて全く画像がなく、想像にお任せする形になりますがどうかお許しを...笑)

僕はかなり辛いものが好きでよく食べるのですが、それでもしっかり汗をかく程度に辛いです。

しかしただやみくもに辛いだけでなく、酸味も効いていて、(おそらくタマネギかと思われます)そこに鶏肉の旨味も加わり、バランスのとれた美味しい味わいになっております。

でもいくら美味しいからといっても食べ続けているとやはり少しばかり飽きがくるんです。ご飯も約1キロありますし。(あと辛いし...笑)

そこでビーフの方に手をつけてみるわけです。

これが驚くほど濃厚で!

1つ1つのお肉がとても柔らかくて大きく、カレールウがしっかり染み込んでいて、全体的に少々燻製のような、とにかく今まで食べたカレーの中で1番濃厚でコクのある、非常に深い味わいで感動しました。

さらにチキンの辛さ、旨味と上手く相まってより美味しさが引き立っていて、単体では出てこない味と言いましょうか、ミックスにして大正解だったポイントでした。

ルウの材料に何を使っているのか非常に気になるところです。

これでお値段830円なのでかなりコストパフォーマンスが良いですよね。
(普通盛りは680円です)

画像がないですが、しっかり完食させて頂きまして、お昼時にこれを食べたのですが想像の倍くらいの量で夕食が完全にいらなくなりましたね(笑)

それ以降というもの、あのビーフカレーの味が病みつきになり、時間があるときに足を運んでいます。

幡ヶ谷周辺にお出かけの際には是非!