デビュー  <織山 万梨子>

先日の佐野公演で、池津恵美子ちゃんと長谷川琴子ちゃんの二人が、バレエ団の舞台にデビューいたしました。

通常とは違う移動公演という、慣れない劇場での舞台、バス移動の後の慌ただしいリハーサルなどの、初めてにはとても厳しい状況だったと思います。お疲れ様でした。

二人に感想をいただきました。
 


池津恵美子ちゃん
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「白鳥のコールドはとても緊張しましたし、コールドバレエの難しさを改めて痛感しました。でも沢山のことを学べて、自分の新たな課題も見つかり、何より先生方や先輩方のおかげで本番も無事に終えることができてホッとしています。」
 

 


長谷川琴子ちゃん
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「今回初めてバレエ団の公演に出演させていただくにあたって、私はとても不安な気持ちでいっぱいでした。先輩方とは立ち姿でさえ全く違い、格段の差があることを改めて痛感しました。しかし、先生方や先輩方に最後までご指導いただき、先日の本番をむかえることができました。素敵な先輩方と同じ舞台に立てたこと全てが貴重な経験となりました。このようなチャンスをいただけたこと本当に感謝しております。これからは今回学んだことを活かして日々精進していきたいと思います。」


二人とも「先輩方」を意識していたようです。
私も初めて白鳥のコールドに入らせていただいた時は、ただ列に並んで立っているというだけでも先輩方との違いが大きく、その違いが迷惑をかけてしまっているのがとても申し訳なくて、リハーサルはもちろん舞台に出るのが本当に怖かったのを覚えています。
本番前に緊張で震えていたら、私の前の大先輩も震えていて、コールドの厳しさを知りました。後輩は先輩方に迷惑をかけないように、先輩は後輩の見本になるようにという意識による緊張感が溢れます。
今回この二人が加わることで、私からも少々アドバイスなどしていましたが、実際には自分が学んでいたことが多かったと思います。
これからも個々に努力をし、一つになって良い舞台を作って、お客様にお届け出来ればと思います。


今週は、清瀧千晴、濱舞里花、織山万梨子がお送りしました。