本物の目  <菅原 梅衣>

皆様こんばんは(^^)菅原梅衣です。

先日、ホイッスラー展に行ってきました!
美術館や博物館の空間が好きな私。エネルギーチャージです。
実は1回、衝動的に『行きたい!』と思って行ったら休館日でした。(本当に悲しかった......。笑)
ちゃんとよく調べてから行くべきですね(^_^;)
この日は2度目のチャレンジ......開いていて良かったです。笑

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沢山の素敵な絵に囲まれて、とても有意義な時間を過ごせました。
これを描いているときはどんな気持ちだったのかな...とか、描かれているその物と同時にその背景も想像していたら、様々な感情が生まれました。

『芸術は、全ての不純物から独立しなければならない。───音楽が、音の詩であるように、絵画は視覚の詩である。そして主題は音や色彩のハーモニーとはなんのかかわりもないのである。』

この言葉が、物凄く心に響いています。
『芸術』は素晴らしいです。
でもそれを見極める『本物の目』も必要ということです。

本物の目...............
今、バレエ団では来週に控えています『眠れる森の美女』のリハーサル真っ只中ですが、この作品の中で唯一『本物の目』を持っているのがリラの精だと思います。
リラの精は知恵の精ともいいますが、誰よりも優しく柔らかく、とても大きい存在です。この先何が起こるのか、何でも知っているような、そんな余裕さえ感じます。
オーロラ姫に相応する王子を見付けてくるのもリラの精ですね。『本物の目』で、全てを見ているであろうリラの精............。素敵ですね(^^)
私もそんな目を持った人になりたいです。笑

写真は今回初日にリラの精を踊る久保茉莉恵ちゃん♪
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