ゆうぽうと、ありがと。  <保坂 アントン 慶>

連日の暑さもやわらぎ、すっかり風も涼しく感じる今日この頃。。

皆様ご無沙汰しております、1年3ヶ月ぶりのアントンです。。

先日、ゆうぽうとホールでの最後の公演「くるみ割り人形」も無事に幕を閉じました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

団員のみんなも同じ気持ちだと思いますが、僕にとってもやはりゆうぽうとは特別な場所であり、なくなってしまう事はとても寂しいと感じています。


そんな訳で僕とゆうぽうとの思い出を...

わたくし実家がバレエ教室なんですが、スタジオに通ってくる生徒さん達が女の子ばかりだったという事もあり、僕は子供の頃「バレエは女の子のもの」と思っていました。

そして中学1年生の時・・・母に連れられしぶしぶ観に来たバレエの公演

「パトリック・デュポンと仲間達」←(確かこんなタイトルだったよぅな?)

その舞台を観て不覚にもバレエって格好いい!!

と思ってしまったのです。(まぁパトリック・デュポン様ですからね (^_^;))


それが初めてのゆうぽうとホールでした。


おかげさまで僕もこのゆうぽうとのステージに立たせていただける様になりまして

数多くの作品の中で様々な役を演じてきました。全てが良い思い出です。


このホールにはスイッチを入れる場所がありました。

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舞台上手袖に上がる階段の頂上にある姿見前です。

もちろん下手にも姿見はあるのですが、ゆうぽうとの袖は下手側の方が広く、スタッフさんや出演者の出入りも多く、その中ではなかなか集中が出来ないので、出番前は下手から出るときでも、いつもここで衣裳やメイクの最終チェックとキャラクターのスイッチ入れて本番に臨んでいました。



余談ですが...

ゆうぽうとの近所にあるスペイン料理屋さん!

イカ墨のパエリヤ 絶品です。

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それでわ皆さんお元気で~ (^з^)-☆