花は咲く
こんばんは。
今日で、東日本大震災発生から5年を迎えました。
5年前、私は高校1年生で、地震発生時刻の午後2時46分、学校でバレエのレッスン中でした。経験のない大きな揺れのため、叫んでいる子や立っていられなくなって四つん這いになっている子もいました。その後、トゥシューズの上から上履きを履いて避難し、学校に隣接してある保育園に、クラスメイトと体育館のマットを枕代わりにして身を寄せ合って一夜を過ごしました。その間も緊急地震速報が何度も鳴って怖くて眠れなかったのを覚えています。翌日、帰宅し家族の顔見てやっと安心しましたが、テレビで放送された東北の様子を見て、悲しい気持ちになりました。
今でもまだまだ、復興への道のりは長く、たくさんの方々が必死に頑張っています。
当時、東北にいた同い年のフィギュアスケート選手の羽生結弦さんは、「僕たちは生きている人間だからこそ命を全うして、亡くなった方々、もっと今辛い思いをしている方々に対して、胸を張って生きられるような生きた方をしなかゃいけないなって強く思います。」と、実際被災地を訪れ21歳の思いを語っていました。
私も日々のレッスンの中で辛くて逃げ出したいなと思うこともありますが、胸を張れるよう精一杯頑張ろうと思います。
最後に、被災地に笑顔を届けたいという想いを胸に開催されたアイスショーで羽生結弦選手等が演じた「花は咲く」の歌詞の一部をご紹介します。
本日の担当は風間美玖でした。